華麗なるジャポニスム展

Let it go ・・・
ありの~ ままの~

7月28日(月)、世田谷美術館へ。

目的は、「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展
~印象派を魅了した日本の美~」を鑑賞するため。

28日の月曜日は休館日、特別鑑賞日となっている。
実は招待券が当たった。
モネの傑作『ラ・ジャポネーズ』の派手な看板に導かれ
世田谷美術館へ到着。

展示されている150点は、ボストン美術館の貴重な品々。
歌川広重・平田就亮・葛飾北斎・伝小川破笠・宮川長春・
ロートレック・ルノワール・ゴッホ・モネ・ドガ・ムンクほか

鎖国が終わり、日本製品が輸出された19世紀後半、
ヨーロッパでは日本ブームが巻き起こった。
ジャポニスムだ!

今回の展示の特徴は、日本の作品と西洋の作品を比べて見られることだ。
浮世絵が如何に西洋の美術に影響を与えたかがわかる。

特に目を引いたのは、「クロード・モネ」。
オリエンタルてんこ盛りの『ラ・ジャポネーズ』から
わび、さびを感じることの出来る『睡蓮』。
外面的なものから内面的なものへ変化するモネの軌跡は実に興味深い。

西洋は、自然と人間は対立するもの。
日本は、自然と人間は一体となるもの。
モネの『睡蓮』は自然と人間が一体となっているように感じた。

「自然とは日本美術のたったひとりの教師であり創作の源泉なのである」
~サミュエル・ビング~

ありの~ ままで~