浅草編(最終)

初夏の浅草には、夏を思わせる一コマがありました。
人力車は、日差しの強くなってきた浅草を散策するには、もってこい。
団扇(うちわ)や風鈴は、夏の風物詩。

私の小さな頃は、金魚売りもいい味、出していました。
風情があって、今ではいい思い出です。

若い人は知らないと思いますが、夕方には豆腐屋さんが、プープーとラッパを鳴らしていました。
夕暮れどきに、豆腐屋さんのラッパの音色と犬の鳴き声・・・・。
いい時代でした。
1960年代は、そんな時代でした。

ちなみに、当時流行っていた歌は、「見上げてごらん夜の星を」、「学生時代」、「思い出の渚」、「ブルーシャトー」、「黒猫のタンゴ」、「花の首飾り」、「白いブランコ」等。
グループサウンズが懐かしい。
この後、フォークの時代がやってきました。