のりあき

中村勘三郎の本名は、波野哲明(なみの のりあき)。
そういえば、「のりあき」という名前が付く噺があったなと思い、図書館へ。
あ~あ~、勘違い。
見つけたのは、三遊亭圓楽の『浜野矩随(はまの のりゆき)』。
「のりあき」でなく「のりゆき」。
私の脳は、都合の良いように変化するようだ。

この噺、実に喜怒哀楽が込められた噺。
あらすじを書きたいところだが、やめておこう。
ぜひ、多くの方に聴いてほしいと願うから・・・・。

1977年10月31日、「上野鈴本演芸場」三遊亭圓楽独演会から録音されたもの。
圓楽の脂がのっている語りに、「さすが圓楽!」と声をかけたくなる。

ちなみに、こんな言葉を思い出した。
「母の愛は、海よりも深し」