海賊と龍

『海賊とよばれた男』(著者:百田尚樹)。
出光興産の出光左三がモデルとなっている。
明治から昭和56年3月7日まで、波瀾万丈であった人生が描かれている。

瀬島龍三 回想録 『幾山河』(著者:瀬島龍三)。
伊藤忠商事の瀬島龍三の回想録。
やはり、明治から昭和の時代が描かれている。

若山牧水の一首からはじまる。

 幾山河越えさり行かば寂しさの果てなむ國ぞ今日も旅ゆく 『海の聲』


二人とも、「ものすごい人生」。
まさに、海賊と龍。

国家のため、社会のため燃え尽きた二人の無骨な魂に、
「参った!」。