庭の花

三浦しをん、の『舟を編む』に中に「辞書はチームワークの結晶だ」という言葉がでてくる。
一つのことを作り上げるには、いろいろな力が必要だ。

家のブッロック塀は、同じ大きさのブロックが規則正しく並べられている。
しかし、お城を支えている石垣を見ると、大きな石、四角い石、丸い石、小さな石、それぞれが支え合っている。
小さな石が大きな石を、大きな石が小さな石を支え,石垣ができている。
みごとなチームワーク、と思ってしまう。
世の中ってそういうものだと思う。

ところで、夏休みの花といえば、「朝顔」がいい。
街に出ると街路樹に、サルスベリが赤や白い花を咲かせ夏を演出している。
コスモスは秋の花だが、今年は早々と花を咲かせた。
山口百恵の「秋桜」を聴くと、親の気持ちが秋の季節と重なるような思いがする。

今は夏、夏に咲く花、朝顔に思いをはせる。

「朝がほや 一輪深き 淵の色」  (蕪村)

夏は青が似合う。
「青い空! 青い海! 青い朝顔!」

朝顔の青色が、なんとも綺麗だったので・・・・・・。
そんなことを感じる八月初旬。

ちなみに、映画『舟を編む』の、主演女優は、宮崎”あおい”。