「市民講座 能と源氏物語」へ

空中浮揚する夢を見た。
体の力をす~っと抜くと、体がふわ~っと浮き上がる。
後は、もう心の思うまま。
空の上から、街の夜景や森の中へ自由自在。
実に楽しい!

ところで先日、
前橋市の伝統文化事業「能と源氏物語」に行って来た。
11月1日は「古典の日」。
2007年1月、京都を中心に「源氏物語千年紀委員会」が発足し、平成24年9月5日に公布、施行された。
国際化とは日本人が日本の伝統文化をまず知ることが大切だ。源氏物語や能には日本の文化が息づいている。
と、前橋市の教育長の挨拶。

第一部は、講演「能と源氏物語」
第二部は、「能を楽しむ」
第三部は、「源氏物語を楽しむ」
第四部は、「葵の上を楽しむ」

源氏が愛した女性の一人、六条御息所(ろくじょうみやすんどころ)の情念がすごい。
愛するがゆえに嫉妬に苦しみ、その身は生霊となって、正妻の葵を苦しめる。
六条御息所の心は、嫉妬による復讐のため生霊となり葵を苦しめた。しかし心は癒されなかった。
最後に彼女の心を救ったのは、仏の心だった。
今、倍返しという言葉が流行っているが、それは決して人を幸せにするものではない。
古典には、そんな教えが隠されている。

ところで、僕の夢は自由への憧れだったのだろうか・・・。