指導の難しさ

土曜日、日曜日とサッカークラブの練習へ。
6年生13名を集め、今日の練習メニューを伝え基礎練習から始めた。

練習の途中、何度か全員を集めポイントや注意事項を伝えていた。
ふと、山下監督の言葉が頭をよぎった。
山下監督とは、松井秀喜選手の恩師。

平成19年10月18日、北信越支部大会記念講演の時の話。
当時、学校法人稲置学園の理事をされていた山下智茂さんは、「育てるたのしみ」という講演の中で、「叱られたとき、ふてくされる人は三流。うつむく人は二流。ありがとうございますと言える人は一流。」と話されていた。

この言葉に近い状況を感じた。
小学生だから「ありがとうございます」とは言わないが、素直に答える子供は飲み込みが早い。

黙っていてもどんどん練習する人、言われればやる人、言ってもやらない人。
能力の差は無いのに、心のあり方が自然と努力の差となり、能力の差となっていくのだろうと再認識させられた。