H26夏 高校野球

セミの抜け殻を見つけた。
夏本番だ!

夏の高校野球群馬県決勝戦。
元勤務していた高校が戦う、どうしても気になり応援。
ごく普通の男女共学校が、伝統ある強豪校を次々と倒し決勝戦へ。
試合が進む。
素人なりに、「ああだ、こうだ」と言ってしまう。
ちょっとしたアドバイスをすれば、展開が変わるような気がする。

監督は、「ああしろ、こうしろ」とは言っていないように感じた。
0-1で負けてしまった。しかし、
選手は最後まで、自分なりに伸び伸びと戦っていた。

この試合、どうすればよかったか?
選手たちが、新聞の講評や周りからの声に耳を傾けたとき、
人間として一回り大きくなるだろう。
セミのように、一皮むけて・・・・。
そして、選手それぞれが後輩に受け継ぐに違いない。

監督の指示どおり動いて優勝することよりも、
高校生として、自ら考え判断し、何をすべきか、
自分自身に問いかける尊さを学んだのではないだろうかと想像してしまった。

その時、監督はそっと手を差し伸べるだろう・・・。