湯島聖堂

今回は、東京都お茶の水にある湯島聖堂を紹介します。

 JR中央線の御茶ノ水駅聖橋口から徒歩で約10分。聖橋を渡り東京医科歯科大学から下へ降りた右手の森の中に湯島聖堂がある。「日本の学校教育発祥の地」である。

 実は、この隣に(株)学事出版があり、2ヵ月に1度『学校事務』の編集会議が行われる。私もその会議に出席のため、学事出版へ向かった。
 時間がちょっと早かったので、湯島聖堂見学へ

中に入ると、仰高門(ぎょうこうもん)が建っている。
仰高とは、「論語」子罕第九「顔淵喟然歎曰、仰之彌高、鑽之彌堅。」による。
  顔淵、喟然(きぜん)として歎じて曰わく、
  これを仰げば彌(いよいよ)高く、これを鑽(き)れば彌(いよいよ)堅し。

  顔淵はすぐれた人であったという。
  しかし、その顔淵からみても、孔子は、近寄って仰げば仰ぐほど、ますます高い人だという。

ちなみに私が仰いだのは、写真の「学事出版」。ということで編集会議へ、いざ出陣!