コクリコ坂から

志賀副会長の口癖の「まさかの坂」でなく、
映画『コクリコ坂から』を観てきた。

一言でいうと、父を亡くした少女の初恋物語かな。
もっと、子供向けかと思って行ったが、大人向けだと感じた。

今から約50年前、1963年の横浜が舞台となっている。
映画の評判は、賛否両論。
それでいいと思った。
手嶌 葵が歌っている映画の主題歌、『さよならの夏』が印象的だった。

9日の夜、NHKで、『ふたり・コクリコ坂・父と子の300日戦争』が放映された。
父、駿は、息子を喜ばせるためにアニメーションを作っていた。
しかし、仕事に追われ親子の関係は疎遠になっていく。
息子、吾朗は父親に認めてもらいたい、越えたいと一生懸命に奮闘している。

古いものを壊さなければ、新しいものはできない。
しかし、古いものを残すことは、新しいものでもある。
カルチェラタンは壊されずに残った。

街への坂道は、二人を結ぶ「まさかの坂」となった。