楓(カエデ)と紅葉(モミジ)

『菜根譚(さいこんたん)』という本を読んでいると、

「楽しみは近きにあり」。なるほど、なるほど。

 

~松をいろどる楓や蔦は山のふもとの裾模様~

 

秋も深まると紅葉(もみじ)狩りに出かけたくなる。
京都へ行きたいが、そんな余裕もないので安近短。
近所の公園へ出かけた。
写真のとおり、結構いい感じじゃないですか。

 

「ところで、カエデとモミジの違いって何?」
と言われても、よく分からない。

学問的には、どちらもカエデ科カエデ属。
「カエデ」の語源は、カエル(蛙)の手に似ている→「カエルデ」→「カエデ」。
では、「モミジ」は、

紅葉(こうよう)に行くための当て字だろう。
「カエデ狩り」では、蛙を捕まえに行くようだからね。
やはり「紅葉(もみじ)狩り」の方が、韻がきれいだ!きれいだ!。

 

妻いわく、「安近短じゃなく、あんぽんたんか!」

 

私「菜根譚(さいこんたん)だよ!」

 

ちなみに、本当の意味は・・・・だそうです。