研修会へ

 

「一杯のコーヒーから

夢の花咲くこともある・・・」(一杯のコーヒーから)

 

今日は研修会、講師は小説家 絲山秋子さん。

演題は「読書という鏡」。

絲山秋子さんは東京世田谷生まれ。

現在は群馬県高崎市に在住し、執筆活動、ラジオ高崎のパーソナリティ、大学講師と幅広く活躍している。

 

講演の中で気になった言葉をいくつか書き留めた。

「悩んだときは、知らない町へ行って道に迷ってみる」

心の悩みに勝るものは、現実の悩みか?

 

「標準語で表現でいない言い方が群馬にある。帰る→行ってみる」

「行ってみる」は、「また戻ってくるよ」といったニュアンスがあるようだ。

 

さて、「読書という鏡」とは、

自分の写真を見たり自分の声を聞いたりする→どこか恥ずかしいと感じる。

と、同じように読書をすることによって、自分の心が見えてしまう。

読書をする→自分の心を知る→「読書という鏡」。

 

絲山秋子さんは、最後にこんなことも言っていた。

「もう一度、読みたいと思える本を書きたい」。

 

ならば、読書を人生に例え、

一杯のコーヒーを飲みながら、

「俺の夢は、もう一度歩んでみたいと思える人生を歩むことさ」。

なんて言えたら、ちょっとカッコよすぎるか・・・・。